2019 年次のまとめ

2019.01.8圃場追加予定地の間伐材処理整備から始まった

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2019.02.18せめてもの風除けに陽光桜と別場所からサザンカ60本を移植し防風林づくり。大木になるのはまだまだ先のことではあるが・・・

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2019.03.08圃場予定地として整備してきた長峯にヒサカキ771本(ヒサカキ21本/ヒサカキ小葉550本)定植を開始。

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2019.0328圃場箱の森東側2018に苗木が手に入らず残されていた場所にヒサカキ600本定植

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2019.03.28冬場に整備しておいた場所追加圃場箱山東側に本榊追加120本定植。これで本榊合計420本

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2019.04.20ヒサカキ栽培をやめざろういないかの決断!全圃場の85%を占めるヒサカキが育たない。2018.03.20前後の霜により葉が焼けた。前年とかみ合わせれば霜による影響で葉が焼け幹の上部が枯れ、春から秋まで芽を出し復活しこれの繰り返し。問題はこれだけではないと思う何か問題がある・・・

ヒサカキは寒さに弱い。と、いう話も聞いているがそうなのだろうか?この地でヒサカキが育たなければ小生の榊栽培目的が崩れる。しかし、始まったからには引き下がれない!

圃場長峯に定植したヒサカキ小葉においては霜の影響を受けにくい。ならばこれしかなのではとヒサカキ小葉に切り変える決断を下す!

切り替えるとすれば3200本(現時点のヒサカキ本数)、定植は2020.03からのスタートにならざろう得ない。手ごわいことになりそう・・・

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2019.04.22 圃場箱の森水田跡地堀増設

2019.04.25圃場箱の森水田跡地 ヒサカキポット苗で最後テスト:水田跡地を断念せざろうえない上での最後のテスト試みる。裸根で定植している状況からもしかしたら根が沢山張り込んでいるポット苗なら根付くのか!同じ結果なのか。位置を10ヶ所に点在させ定植してみる。

DSC 2985道下テスト植えポット&おおさこ

2019.05.16草刈り開始 圃場長峯2018秋に広葉樹樹林から圃場化して約半年なので草が少ない。しかし、早め早めの心がけで行きたい。

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2019.05.22 圃場箱の森水田跡地堀増設:圃場箱の森水田跡地の欲を張っての改善は、すでに2本掘ってある堀に追加3本の堀を増設しさらに排水の改善をしてみる。構造的にはこれ以上の改善はできない。残るは土壌改善?いろいろな情報はあるが当方には対応できないものばかり。検討中の物はフルボ酸?

DSC 3059排水効果

2019.06.15(2019.03に着手したロゴ)基礎的には「本榊の葉」「ヒサカキの葉」に「日光榊」の文字入れる。特に本榊は大きな葉のなめらかさが豊かな表情と温かさを表現するウエーブを求め、ヒサカキは葉の周りのギザギザが先端に向く流れにより清楚な信心の表情にと願いをこめて完成

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2019.06.20 でも、箱の森水田跡地の改善の野心は続く:昨年定植したヒサカキ。今年の定植時に枯れたように見えても、幹にばねのあるものは生きていると判断しそのまま残しておいた。やはり発芽しすくすくと芽吹きしている!定植してあるのが水田跡地。この地は「土地改良」してもどうかな?と、思い捨て地で桜畑にするしかないと心に決めていた。しかし、これなら「土地改良」頑張ろう!と、野心茫々

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2019.07.01箱の森水田跡地 フルボ酸(腐食酸)で1.2haの土壌改良を行うことに決断!

果て何で行うか知恵袋①牛糞1t(1反)これは難儀。②籾殻、秋まで待てない。③小麦等育てる・・・④調べ調べ辿り着いた「腐食酸(f)」。SSで散布!これ!でいこう!

2019.07.04「腐食酸」を扱う国土防災技術(株)さんが「土壌改良」の為の調査に見えてくれることになった。直近のtv放映、3.11において福島県の海岸にある松林が塩害ですべて枯れた。この復活事業で活躍している「腐食酸」を国土防災技術(株)さんが行っていた。早速問い合わせをした。即「伺いましょう」と天の声。ありがたい!小雨の中圃場全部の地質調査開始!地点ごとに綿密に測定&土のサンプリングを行う。終了後「モニタリング」することで合意。結果待ち

翌日にはフルボ酸(腐食酸)が届きを箱の森をSSで散布。さらに箱の森水田跡地は灌水を行い今後継続する。答え求めて!

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2019.07.18圃場箱の森水田跡地 テスト苗3ヶ月経過 土壌改良剤だけでは到底無理!2019.04.25に植えたテスト苗。ヒサカキ成長はあまりしないが存在、ヒサカキ(ポット苗)先端より枯れが生じてる。いずれも成長は期待できない。この状態を見るとやはり土壌改良剤だけでは到底無理な気がする。やはり、畑化し数年の歳月をかけなければなららないと思う

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2019.08.21苦難している中でも本榊は土用芽を吹き元気に成長に心安らぐ

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2019.09.01 ヒサカキ小葉定植後半年1.5倍弱に成長。傍ら継続的に悩みつ続ける箱の森水田跡地問題・・・

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2019.09.03長瀞 草刈りしながら決断!山後なら圃場長峯のように育つ・・・と、思いは馳せる。どうしてもヒサカキを育てたい!この地長瀞も圃場にしたいと心が動き決断!

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2019.09.15 圃場箱の森水田跡地 2020.03に移植することを決めた生存ヒサカキ

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圃場長峯 ヒサカキ小葉根元の草取り:根元に絡んだり幹に入り込んだ草や自然薯のツルなどの除去作業。終われば美的だなと眺め自己満足。実は防除の際に根元への効率と通風が悪くダニ等や病気の発生になる。良質な榊を作るためには!2週間に1度の草刈り

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2019.10.14 圃場長峯 孟宗竹伐採:圃場長峯の隣接地に代々の孟宗竹があり、長年春には竹の子を美味しくいただいていましたが、圃場にまで竹の根が10mも地中を張りめぐらし、後々を考えると一帯竹林の危険を感じ2019.09に薬剤注入し枯れるのを待ち本日伐採開始。3人で8:30スタートしましたが16時で約1/3の100本で終了。あと3日は要すなかなかの難儀

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2019.10.03 圃場箱の森 水田跡地最後の手段フルボ酸 ! 国土防災技術株式会社 事業本部 環境事業部 緑環境事業課の田中さんをヘッドにしたメンバーが来て、圃場箱の森、圃場箱の森水田跡地にフルボ酸のマルチと地下水の道を調査。皆さん汗だくに頑張ってくれ夕刻から温泉の湯舟へと

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2019.10.05 予定地長瀞圃場作り開始! 樹木根こそぎ伐根:長峯同様同時期に植えた広葉樹を根こそぎ伐根開始。さながら抜かれてゆく広葉樹はミズナラ、ハルニレ、イタヤカエデと小生が拘って混植したもので、想いでと圃場としての思いが交差し何か落ち着かない

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2019.10.09 圃場予定地長瀞 伐根材の整理:丸ごと伐根した樹木3つの目的で幹どり。一つには小生の農地の耕作者でもあるものから、水田への乗り込みに軟弱地の為曳きもに使用したいと2mもの30本の要望。あるいは太いものは薪材用にすれば処分材減少する

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2019.10.16 2019 国産榊生産者の会 in 八丈

今回とは別に榊栽培を開始するにあたって奥山完巳さんを訪ね、八丈島に伺ったことがありなぜか親しみのある八丈島。単なる旅行では行かないであろう「八丈島」にご縁があるのは嬉しい

今回も沢山学んだ。しかし、当方のように一から挿し木したものを育てるのは大違いで年数を得た榊の木。小生の悩みは解決されない。やはり、自分で解決しなければならいことをさらに痛感した

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2019.11.27 圃場予定地 長瀞 整地完了!2台のユンボをフル活動させほぼ整地は終了を迎え2020.03ヒサカキの定植待ち

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2019.12.10圃場箱山の本榊追加面積で伐採をした檜長さ3m約30本を曳き詰め利用。次は残土を150mm入れる予定。こうすればユンボも自走式草刈機も埋まった湿地部分は問題なく歩くこともできる

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2019.12.18 なぜ???こんなに成長しては枯れを繰り返しているのだろう・・・どうにかせねば誰か知識のある人にすがりたい。しかし、誰もいない!(でも、圃場長峯は順調に成長しておりせめてもの救いあり)自分で解決する以外に方法無し!

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2019.12.28 圃場箱の森東増設地2020.03の定植まで3ヶ月に近づき準備。耕運をして置けば定植するのも楽!大切な根付きにも良い結果をもたらす。今年はこれまで

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2019もとても激しい年であった!本榊増設地整備、ヒサカキ増設地、圃場予定地箱の森東、圃場予定地長瀞の伐採伐根整地。春には圃場予定地として整備してきた長峯にヒサカキ771本定植、圃場箱の森東側2018に苗木が手に入らず残されていた場所にヒサカキ600本定植、圃場箱山東側に本榊追加120本定植。同時期圃場箱の森水田跡地は完全に断念!しかし、欲を張って排水改良、土壌改良(フルボ酸)でできる所までと行った、テスト苗としてポット苗を植えてみたが同じ結果。やはり水田は目的が違う土壌と納得し生存苗を2020.03仮植場に移植すこととした。これで悩みぬいた水田で跡地問題に心閉じ、2020新な圃場で出直す!1.2haはおしい・・・

残すは、圃場箱の森のヒサカキ成長しては枯れを繰り返している!来年の1番目の課題である。これを解決しないと!悩みだらけで心折れそうな1年でもあった。勇逸圃場長峯のヒサカキ小葉の成長に助けられた