2021.01.05 市場デビユー見送り
昨年の課題ヤサイゾウムシが完全に退治できたのか春からの様子待ち。二つ目は凍害を受けた木が枯れたか葉だけ枯れたのか?これは5月に枝から芽をふくかと言う様子待ち。2021市場デビユーを考えていたがあと1年育ててからとした今年。育苗の集大成とする年にした
2021.01.27 東側傾斜地すそ野は3mぐらいのくぼ地。2018この圃場の整地造成の際に土砂で幅4mぐらい平地増しにした所であるが湾を描く形で残っていた場所。これを拡幅することでヒサカキ約20本が増植できる。タイミングを期し水田跡地に堀を掘った残土ダンプ(1.2t)50台、圃場事務所脇の竹藪整地ででた残土ダンプ(1.2t)20台で幅2m長さ25m拡幅。これで残す圃場箱の森の通路変更の工事を行えばすべての4年間の圃場整備は終わりとなる。
2021.01.31 2018.03圃場レイアウトの際、太陽光コーナーに向け斜めの通路設定をしたがSSでの防除の際、噴霧効率が悪い為定植位置に沿った直進通路に変更。土をFL-10mm下げ元の通路より砕石の移動と下げた土を戻しどちらも整地。これで防除効率があがり薬剤節約が望める
2021.02.01 2020は非常に良い成長をした。後半さらに成長をと欲を張り肥料投与をしたせいか・・・11月末でも芽吹き状態に近い成長をしていた。その折もう成長しなくていいよ寒さと霜の時期だからと話しかけていたが、やはり結果は寒さで芽と軟葉が焼けた。失敗かなと思い2021後半は9月を最後の肥料散布にしようと計画
2021.02.15 今まで枝回収はランドリー袋を片手にし行っていた。しかし、回収する枝の量も増え難儀していたので、今回ゴルフの手引きカートを導入し改造を加え使用。作業改善ができました
2021.02.18
圃場管理作業をベース目的に使用するゴルフカート
ヤマハ ターフレディ(G10-AT)。このカートはリゾート施設などで使用されるタイプの4人乗り(後部シートは後ろ向きの2座席)。好みのヤマハ!運搬車用タイヤ(ファルケン16×7.00-8 2PR) のゲタ山をセットし圃場内のあらゆる軽作業や圃場内管理に使用!
引き取りに千葉県八千代市まで3時間。近いような?遠いような?行って参りました
2021.02.20
一昨日購入のゴルカート2で背後に肥料を乗せ早目作業。使い勝手がベスト!
今年は肥料を変更!圃場全体には(塩基バランス)アミノ酸形成肥料。箱の森中段下にはゾウムシ害により弱足しているので11-16-7-苦土7の有機体燐酸をプラス。本日から根元への肥料投与を行う完璧を求める青木君にお願いし、小生は手引きゴルカートで本榊の枝の切り戻しに圃場箱山(画像奥に見える針葉樹の所)へ
2021.03.04 育てては失敗(2020はヤサイゾウムシ害)を繰り返すたびに補植数は減少するが、今年も補植!でも、この補植を最後にできるよう集大成の努力! 3/4( 5人) 200本 3/5( 5人) 210本 3/6 ( 7人)345本 合計755本
2021.03.27
3年間!何を植えたら?と、あれやこれやいつの間に時間が経ってしまった・・・。榊栽培で失敗した箱の森水田跡地の堀沿いに圃場箱の森の暴風避けと特に西陽避けにメタセコイヤを選択!いつしか30mぐらいまで育つであろう。気長に待とう。定植したのは2.5mぐらいです、10年で10m成長すると言われてぃすから、25m?
榊栽培で
失敗したがメタセコイヤは湿地に生息とは!早く答えを出していれば6mぐらいになっていたも・・・
今、気づいたことが一番早い!
2021.04.03 堀を挟んで左側圃場箱山、右側の圃場箱の森通路は以前に土を曳きこみ整地をしたものの雨上がり後はべたべた、作業車が泥だらけになり毎回悩まれていた。防除の合間の今ならできる!事務所近くの旧道よりダンプで20台運び砂利曳き整地。今年の課題はひとつ達成!やれば簡単なことだがあとでといつも後回し
2021.04.07
この圃場は、北東向きで寒気を受けやすい。しかし、激しく焼けていない。小生の答は幼少苗はこどと同じく体力がひ弱。大きく育っているものは凍害が少なくて済んでいる。ボディが小さいともろ凍害を受けることがわかりました
2021.05.14 新芽が伸び始まったと思ったら、中部地方は梅雨入りとは?25日も早いとの事。はて、本日殺虫殺菌剤を散布したが今後の雨量と高温が心配・・・
2021.06.21
当地は新芽が固まるのが関東以南よりはるかに遅い
地球温暖化で緯度が上がっているといういうのに、まだまだ栃木県日光市には届いている感じがしない
2021.06.25 やはり年数!特に今年ね成長は楽しみ
2021.06.25 市場担当者と新芽が固まるのを待っての出荷に向け打ち合わせ。やっと先が見え始め安堵
やはり石の上にも3年!
2021.07.23 こんなにも、毎日々見ていても嬉しくも喜びにも浸れる。ここまできた事の労があればこそであり、人並みに榊栽培をしています。などと、言葉にできるようになりました。
ヒサカキ小葉
ヒサカキ
2021.07.29 一般に榊(さかき)といわれますが、2種類あります。「本榊(真榊)」は社頭 の装飾として伝統の樹木。「ヒサカキ(姫榊)」とは異なります。本榊(さかき)が自生しない地域(主に静岡以北)では、「ひさかき」という種類の植物を「本榊」の代用として利用されています。
「ひさかき」といわれる由来は、榊にあらず姫榊(ひさかき)とも云われていますし、あるいは非榊(ひさかき)といわれています。
日光榊では葉が大きく緑鮮やかな【ヒサカキ】、葉数が多く緑濃い葉の【ヒサカキ小葉】と、葉厚で色艶のある大葉の【本榊(真榊)】を栽培しております
ヒサカキ
ヒサカキ小葉
本榊(真榊)
2021.08.04 日光榊 海抜253.4m
2021.08.21 ゾウムシ駆除 カミキリムシ駆除
なんとも害虫には悩まされる。幼少木はゾウムシ、幹が太く成長するとカミキリムシ!カミキリムシは予防法がなく、幼虫が入ってからの駆除スプレーで退治する。全部が出てくるわけではないので出てこないのは?改めて追跡をしていない。圃場内どこでもなく概ね圃場周囲の木に産み付けるそれは飛来してくる関係からであろう。早期発見が重要で深く入り込まないうちに駆除した方が幹が弱らないし枯れない

2021.09.08 日光榊 ロゴ制作 スタジオ ハシトカミ
ハシトカミとは。地域が持つ伝説や神話のアニメーション化、デザインによるブランディング、文化財の修理を通して、日本の文化を次の世代と世界に橋渡しすることを目的にした地域文化創生を行うプロジェクトチーム。このハシトカミにより「日光榊」のロゴは誕生しました

2021.09.10 管理車(ゴルフカート)シート撤去荷台に改造
2021.02導入した管理車(ゴルフカート)ヤマハ ターフレディ(G10-AT)。最初の改造は運搬車用タイヤ(ファルケン16×7.00-8 2PR) のゲタ山に変更しシートを外しフレームを改造し荷台セット完了。圃場内の管理作業、間もなく開始する榊の枝切り(カゴ6個積載)使用する為想定された荷台が完成
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2021.09.18 ゾウムシ駆除 SS動噴(ガン散布)
S Sでの噴霧から動噴に切り替えガンをセットし、土壌、幹元を中心に一本々散布!なんとかゾウムシを退治したい一念で手間はかかるがこれしかない!

2021.09.30 オーレック 乗用草刈機 RMK151
キャニコム マサオはなかなか良かった。しかし、オフセットの補助タイヤ位置が高くヒサカキの横枝に当たる為枝下に入るオフセットの付いたオーレック RMK151を採択

2021.10.12 圃場長瀞 隣接地 コナカイガラムシ発見!
コナカイガラムシは綿毛のような粉状の物質をまとっている。成虫になったときに足が退化して葉や枝についたままになる種類と、成虫になっても歩き回る種類がいるそうで!産卵、孵化は5月~7月頃、夏になると繁殖し、9月頃には成虫!繁殖を防ぐなら春から夏までの間が勝負!
圃場隣接地の1m以下の小木3本に付着しているのを発見!
幹事切り落とし処分。見落としがあるかもしれないので周囲を後々も観察を続けよう

2021.10.25 お榊 初出荷に向け! 作業台 梱包台制作
初出荷に向けお榊のサイズ取り台 2台(w1820×d910 ) 、梱包台2台(w1820×d910)追加が必要になるかもしれないがとりあえず4台制作型取り作業を開始。ほんと久しぶりの木工!やはり楽しいものですね。型取りが終われば、サンディング、ウレタン塗装と合間々に行うので完成には時間がかかりそうです・・・

2021.10.27 造成地の水はけ3年は必要
今振り返りうすうす感じていた土壌水はけの悪さの原因。ヒサカキの成長を感じる今やはり石の上にも3年!この経過の中の問題の一つに造成した箱の森、土砂を高地より600mm低地に移動した。これが雨水の表面排水を悪くしていた。時間というものは凄いもので3年たった今水の表面排水が行われるようになり表土が自然化した。高地は600mm土壌を下げたが問題なくヒサカキは定植後からの成長がみられ、盛り土した範囲は成長が悪かった。現在では部分的に水はけが悪いと感じるがほぼ状態は良くなった。時間が解決すものだと痛感した。この画像は通りがかりにみた近隣で行われていた造成地。特に伐採伐根した所が水たまりとなっている
2021.11.14 課題!葉緑素を求めて
葉緑素の要素違い10種類を施肥テスト
2021.11.15 圃場長峯西側出島 拡張工事開始
圃場長峯この長峯は育ちが良いので西側の傾斜地を土盛りして約100坪拡張。完成すればヒサカキ小葉約33本定植可能となる。水田跡地の土側溝延長掘削に伴い残土が発生捨て場がない合理的にこの残土利用するが5m3。近隣橋工事で掘削された残土50m3、さらに足らず分表土に山黒土4t、2tダンプ各5台30m3を購入する予定。どの程度傾斜が抑えられるかは・・・小生のオペ次第
2021.11.19 圃場箱の森 ヒサカキ2021の成長
圃場箱の森。ゾウムシとの戦いを1年半続けましたがほぼの所まで追い込め順調に成長を見ています。枯れ部分は2022.03に最後の補植を行う予定で、後半の出荷を予定しています
2021.11.19 日光 榊 お榊 初出荷準備
とうとうこの日がやってきた!(石の上にも3年というが・・・)なぜか4年間を思い出そうとしても、その時間の様子が湧いてこないまま一気にこの日を迎えた様な気分に陥っている。嬉しいというより妙な気分・・・
この日を迎えるには沢山の方々のご支援をいただき出来たもので感謝の一念です。本当に有難うございます
スタートラインに立った今、より昇順し名実ともにブランド「日光榊」を確固たるもにすることを目指します。今後ともよろしくお願い致します
2021.11.21 日光 榊 神事用榊 初出荷!
ヒサカキ小葉 1本物 35㎝ 45㎝
2021.12.19 日光榊 ヒサカキ 本榊 大祓
本榊(真榊)50㎝ 一本物

2021.12.20 日光榊 本榊(真榊)の成長
葉張りも膨らみなかなかのものです

2021.12.21 榊 ヒサカキ DNA
玉串用 本榊
葉が平たくは路地でもDNAで決まる!
苗を選ぶの大変!
露地栽培だと葉がVの字になるとも聞いていますが、現実的には個体差ではないかと思われます。この場所には2種の個体を持ったものがあり一種はVの字とも言わずUの字ように葉がまくまり気味の物があります。これを考えると画像の物は枝も葉も平たく問題なさそうです。これからの成長でどうなるのかわかりませんが

2021.12.23 倒木 榊の神のお陰
枯れ木を一年前、伐採のプロに頼んであったがすっかりそのまま、先日の強風で倒れました!驚くなかれ倒れた方向の隣接檜の真芯を捉え、1㎝でもそれたら本榊15本は破壊された状態!
さすが!榊の神に感謝!!!!! 4年の歳月を失う所、有難い!

2021.12.24 圃場長峯西側出島 拡張工事完了
どうにか年を越さず完成をみました。これで傾斜の草刈り楽に安全にでき、圃場面積が増え2022.03ヒサカキ定植を予定

2021.12.24 日光榊 上を求めて
上をみてもきりが無い
下を見てもきりが無い
当然上をみる!

2021.12.27 圃場箱山 倒木伐採 グラップル登場
本日決行
圃場に檜の枯れ木、圃場に傾いている松、栗、ブナ太さもあるし長さ25mぐらいはあるのでは、いずれ画像のように倒れるであろう
後手が今回!

2021.12.31 圃場長峯沼 雑木林に本榊
湧水の湧き出る所を囲む傾斜地約600m2。長峯、長瀞は15年前に針葉樹林を伐採し広葉樹に植替し2019さらにその広葉樹を伐採し圃場長峯、圃場長瀞となった場所の間に名残りの広葉樹がある。本榊は針葉樹の下と言われているが、広葉樹の下に定植することを予定している。真横西側は針葉樹林帯半日日陰に近いので日差しの当たる路地よりいのでは思う。結果を見るには数年かかる気の長い話しになります

2021.12.31 2021振り返りる
年当初「市場デビユー見送り」とした一年。しかし、市場からの強い要請により2021.06.25市場担当者と新芽が固まるのを待っての出荷に向け打ち合わせの運びとなった。この間、圃場周辺の造成を伴う整備をしたり、切り取り作業車のカートを改造し準備をしたり、防風林の樹木を植栽しながら出荷に向けての準備も並行した。一番気になるゾウムシの駆除結果はほぼと思われる状況まできたが、さらなる天敵カミキリムシの被害一部にあり幼少木はゾウムシ成長木はカミキリムシと自然との闘いは外せないことを痛感。はれて2021.11.21「日光 榊 」は初出荷を迎え市場においては指名をいただき、一本物全数がより良き物揃いと高い評価をいただいた。やっとここまできたかと喜びをかみしめる!
本榊の要望も多く本榊(真榊)を増やしたい気持ちに駆られていた。それは関東において本榊栽培の話を聞かない。なら、現状大きく手を入れなくとも可能な地(長峯沼周辺窪地の雑木林)に本榊を増量しようと決断し圃場化の整備を進め完了したのは年の瀬となった
今年の悩みの終結!
本年1~2月にヒサカキは寒害を受け夏場には回復はできたものの、このままでは成長しては寒害、成長しては寒害を毎年繰り返すことにもなりかねない。圃場のあり方を検討し直さなければ!と、悩み果てている。関東以北の条件下での難しさの壁。しかし、答えは絶対に出したい。思うに本榊の林内に自生するヒサカキがあちらこちらに育っていることを踏まえれば、林内栽培なら冬場の寒風も避けられ路地より温度高く上空からの霜も避けられと最悪の条件は免れるであろう。新たな林内を!と、悩み多かりきの年越しとなる


























